『松本教会建設』について

松本市   平岩 正雄

教祖様、日々、御守護賜わりまして、誠にありがとうございます。

 『松本教会建設』について、御礼言上させて頂きます。 この地(松本市内田)に靈源會の松本教会を建立するための土地を購入しようと決意したのが、平成26年10月のことでした。今から5年前のことです。

 土地(敷地)約700坪、建物約35坪の教会建築完成後、ポンプ小舎(御神域)の工事も終わりましたので、令和元年8月24日から25日に『入魂の儀』を執り行って頂きました。続いて、『竣工祭』が去る8月31日に、盛大に当松本教会に於いて執り行われました。 思い起こせば私が、松本へ転勤で移住するようになって、二度の教会建設の挫折を味わい、皆の力で、共同で教会建設行為の難しさを実感致しましたので、今度は自力で

教祖様への恩返しがしたいものだと必死に取り組み、ほぼ完成の域に達することが出来ましたことを

教祖様に報告し、感謝申し上げたいと思っておりますし、また、喜ばしい限りでございます。 昔の話になりますが、学生時代にこの宗教を知り、

教祖様の薫陶を受け、どこかで 教祖様への借金を返済したいものだと思って、約半世紀が過ぎました。幸いにもこの場所が、神代の時代から語り継がれている『社宮司』という地籍でありましたのも、

教祖様の御座所として、神の拠り所として『神意』の表れであると思う次第であります。これは決して偶然であるわけがありません。

 平成30年8月22日、会長様、副会長様、若様にお出まし頂き、この敷地内から湧き出す井戸水を『御神水』に変えて頂くべく、『神事』を執り行って頂きましたので、その時以来、ここから流れ出す井戸水は『御神水』となったのであります。 ある者は、この『御神水』で植物を育て、立派なきゅうりを奉納致しました。また、糖尿病が検査の結果、一度下がったという報告を受けております。また、田中棟梁の仲間が、この『御神水』を汲んで飲んだところ、『誠にまろやかで口当たりが良く、また下さいね』とのことでした。 当敷地内には垣根がありません。

 『宗教法人 靈源會 松本教会』 という看板は掲げてあります。県道沿いに50メートル空いておりますので、誰でも自由に車を止めて『御神水』を頂戴していけますので、ちょうど神社のようになっております。 まったく無防備な状態ですが、今後の展開をどのようにするか?検討する課題であります。 一般に、神社へのお参りで願掛けを行います。願いが叶った時は御礼参りをします。これが普通の参詣の方式であります。 一般人と信者との垣根のない信仰を目指すのであれば、この教会が特別な場となるよう、私たち信者一同、努力しなければなりません。 また、この施設を運営していくには、ランニングコスト(固定費)がかかります。教会本部へ迷惑がかからないよう、信者一同で維持発展を続けていく必要があります。 それには信者一人ひとりが、しっかりとした信仰を持って、〝私達の教会〟であるという意識で、信仰態勢を整えて行かねばなりません。 『知行合一』であるべく、奉仕活動(敷地内の清掃、草刈りなど)を通じて『行』を積み、信仰が深まり、より以上に

教祖様の御神光を受け入れることが出来るようになると、確信しているところであります。

 これから松本教会も新しい時代に突入してまいります。まず『靈源會』の存在意義を、多くの人たちに知らしめるところから進めていかねばなりません。また各自が

教祖様の御教えを研鑽し、一歩一歩着実に、前へ進めていかねばなりません。 土俵が出来たのですから、その上で相撲を取れる相手を信者一人ひとりが連れて来なくてはなりません。

教祖様、どうか精神文化の花が咲きますようお導き下さいませ。 今後ますます、松本教会が発展できますよう、見守って下さいませ。 御礼言上させて頂きまして、誠にありがとうございました。