『霊  祭』

令和3年8月11日

 神気漲る御開教の聖地・西宮教会において、令和3年度の『霊祭』が厳かに執り行われた。

 新型コロナウイルスの影響により、今年もいつもはと違う夏となったが、年年歳歳一度として同じ年はなく、霊に思いを致し、継続させて頂くことの大切さを学ばせて頂くとともに、心を引き締めて『霊祭』に臨ませて頂くことが出来たこと、深く感謝申し上げる。

 9日には温帯低気圧に変わった台風九号の影響が出た近畿地方だったが、11日当日は、『霊祭』の開式が近づくにつれ、暑さが和らぎ、御式典終了時には涼しさも感じた。

 全国各地から信者が参集し、開式直前まで、真剣な『御神語奉唱』が御会堂内に響き渡っていた。

 午後1時30分開式、式次第は順次進み、尊い

『教祖様御道話』を謹んで拝聴させて頂く。

教祖様の御神力に浴して頂いてのみ、お救い頂ける『霊祭』のありがたさを、世の人々に先駆けて、御縁を頂くことが出来たこの上ない身の幸せを噛みしめさせて頂いた。

 式次第は『御神語奉唱』、『会長様御講話』、信者代表による『御礼言上』へと進み、御式典は納められた。引き続き、境内の祭場において、『お焚き上げの儀』が執り行われた。力強い『御神語』が響き渡るなか、祭場へと一歩一歩進ませて頂いた。

 御一統様には、長時間にわたり、祭札を尊い御聖火にお導き賜わったことを、衷心より厚く御礼申し上げる。

 再び御神前において、『御神語』を充分に奉唱させて頂き、心ゆくまで祈念させて頂いた。

 『御神語奉唱』を終えた信者は皆清々しく、霊をお救い頂けた感謝と喜びに満ちていた。

教祖様に、本日、参列させて頂けたことを、霊共々、感謝申し上げるとともに、信仰への一層の精進をお誓いして『霊祭』は滞りなく納められた。

 東京教会、札幌教会、松本教会においては、西宮の開式時間にあわせて、『御神語奉唱』が行われた。

【札幌教会】