再入信を賜った御礼 並びに体験御礼

小川 晴子(神戸市)

教祖様、日々御守護賜りまして誠にありがとうございます。
信者として御式に参列させて頂けますこと光栄に存じます。
実は私どもの事情によりまして30年あまり参拝の栄から遠ざかっておりましたが、この度、3月19日に入信のお願いを申し上げ、改めて参拝のお許しを頂戴し、靈源會の信者にしていただきました。
30有余年の間、『きっときっといつか参拝させていただける』と固く信じ、教祖様を敬い、感謝しながら過ごした年月でした。
この間には実にいろいろな困難も味わいましたが、お救い賜り、御神光を私どもにお降り注ぎ賜り、この度の幸せまでお引き寄せいただいたものと思われます。
昨年、息子と娘にふと『今、何とかこうして平穏に喜び多く暮らさせてもらっている原点は、その昔、教祖様から賜ったものですよ』と申したことがございました。
この度の再入信の幸せは昨秋に始まりました。
神戸のホテルオークラでのあるパーティで、統主様からお優しいお声かけを突然いただいたことでした。
うれしくお懐かしく呆然とした瞬間でございました。
このお手に縋り、再入信をお許し賜わる幸運につながりました。
信者としての初の参詣日の今日は、朝から涙、涙の感激でございます。
この日の訪れを長年どんなにか待ちましたことでしょうか。
入信のお手続きをわずらわせました会長様からも『時が来たんですね』とお言葉を賜りました。
家族の様子を申し上げますと、主人は3年前に脳梗塞を起こし後遺症がありますが、ただ今は介護付マンションで穏やかに過ごし、漸次好転してまいり、昨年末には参拝させていただき感激しておりました。
主人も『脳梗塞後遺症』を願って再入信をお許しいただきました。
私は、長年勤めました大学で13年間トップの座を勤めた後、年来の希望でありました能楽師として活躍させていただいております。
この度は『健康』のお願いと『芸道精進』にて発願させて頂いております。
この度息子と娘に大きな御神光をお与えいただきましたことで御礼言上させていただきます。
息子は大分県大野市に住まいし、化学会社に勤務しております。気の優しい真面目な人間ですが、近年社内の人間関係で悩んでおりましたとのことで、妻の話では1月頃に辞表を提出したとのことでした。
本人の意思は固いようでしたが、1週間あまり経ちました日、以前の上司であった方から会社に留まるように、さらにその上司の勤務される三重町の方へ転勤させるからと突然のお話をいただきました。今までの通勤は大分の佐伯で、車で片道1時間弱の距離でした。
今後は自宅から5分ほどの所とのことです。
こんな奇跡を頂戴いたしました。親として感激するばかりです。
娘は、夫と息子の家族ですが、家族の理解と勧めでシカゴ大学の修士課程を終え、そのあとお茶ノ水女子大学博士課程に入学し学位も取得、国の学術関係機関に望まれて勤務し、懸命に超多忙な職務を果たしています。
しかし、本来の希望の職務は別にあり、相当悩んでいたようでございます。ところが4日ほど前、電話してきまして、自分が権威ある勤務先に置かれていること、皆様に優しいよい女性と思っていただき、仕事内容も高く評価されていることに気づいて感謝しているとのことでした。
勤務機関を客観的にみることのできる目を持ち合わせましたわけで、相当深刻な悩みをもっていましただけに、私はその分別に非常にびっくりいたしました。
同時に今ひとつの変化をみせてくれました。
『今も勿論、自分の希望と夢は捨てていません。
けれどもっと先の長い将来を見据えて、ライフワークの枠組みを作り、社会の皆さんの役に立つ仕事に向かって意欲的に生きる準備を始めました』と申しました。
大きな変化でございました。
将来への企画の枠組みも聞きましたが、しっかりした考えをもっていると私は感じております。
同時にスケールの大きい明るさを持ち合わせた人間になったと思えます。
親として本当にありがたい成長であると感謝しております。
私は『いつの日にかきっとお参りできる日が・・・』と念じておるばかりでしたが、教祖様には御神光を燦燦と垂れ賜り私どもをここまでお導き賜ったことを心底からありがたく思っております。
今後は教祖様、御一統様のお心を私どもの心として邁進できますよう、靈源會の真の一員にならせていただけますよう努力するつもりでございます。
よろしくお導きのほどお願い申し上げます。
突然の御礼言上の機会をお与えいただきましたこと心より御礼申し上げます。