再入信以前に賜わっておりましたお蔭

千葉県在住信者

教祖様、日々、御守護賜わりまして、誠にありがとうございます。

 令和2年に再入信のお許しを賜りましたが、教会から離れていた間に頂きました大きなお蔭につきまして御礼言上をさせて頂きます。

 離れている間にも、家族のこと、家のことを

教祖様に、いつもお願いさせて頂いており、お守り頂いて来ましたことを心から感謝申し上げます。

 3人の子宝を授かりました。昭和59年に長男を、平成元年に次男を、平成5年に長女をお恵み頂きました。振り返りますと、どの子供の時もつわりは軽く、お産も医師や助産婦に恵まれ、強い陣痛が来て、短時間に無事に生ませて頂きました。

 3人とも大きなケガもなく、風邪もほとんど引かず、薬もほぼ飲まずに成人までお守り頂きました。ありがとうございました。

 成人過ぎてから、それぞれ薬を飲まざるを得ない状況となったことを考えますと、それまで無事にお守り頂きましたことを心の中で感謝するばかりでいたと気付きました。大変申し訳なく、お詫び申し上げます。そして遅くなりましたが、心から御礼申しあげます。ありがとうございました。

 昭和63年ごろ、長男が4歳くらいの時に公園で、太いパイプ状の車止めに座って遊んでいて落ちました。記憶が定かではありませんが、どちらかの腕から地面に落ち、幸い頭は打ちませんでしたが、上腕が途中からずれてしまっていました。

 明らかに骨折のように見え、急いで『整形外科病院』に連れて行き、すぐにレントゲンを撮りました。驚いたことに、見た目は明らかに上腕が途中からずれているのに、レントゲンでは骨は真っすぐで、異常がありません。医師も首をひねって『見た目とあまりに違うから』と不思議がっておりました。結局ケガはなく、お守り頂きました。誠にありがとうございました。とても不思議で今でも鮮明に思い出します。

 次に平成2年から3年に、土地のことで大きなお蔭を賜りましたことを申し上げさせて頂きます。

 現在自宅にしております土地を、当時は人に貸しておりました。契約した本人が亡くなり、看取った看護師夫婦が、いつの間にか夫婦養子となり、入り込んでおりました。

 この人が勝手に地主の承諾済みとして、借地権を売りに出したことから問題が始まりました。当方は一代限りで貸したそうですが、昔のことで確かな書面もなく、主人は対策に頭を悩ませておりました。服装の派手な人相の良からぬ人たちが訪れるようになり、主人から話を聞く度に、『どうか家をお守り下さい』と御祈念させて頂いておりました。

 興信所を使ったところ、先方は詐欺、その他の前科を持ち、借金の山を抱えていることもわかり、弁護士を通じて交渉を始めました。思慮深い主人が悩み悩んで交渉をした結果、約1億円で借地権を買い戻すことになりました。主人は自分の土地を返してもらうのに、また銀行に借金をして大金を払うのがやりきれない様子でしたが、私はともかく、得体のしれない人に売られるのを免れたことを感謝申し上げ、きっと良い方向にお導き頂いたものと、受け止めさせて頂いておりました。

 その件と前後して、また別の人相のよからぬ人が出入りし始めました。

 別の20坪あまりの土地をぜひ売って欲しいというのです。その土地を見込んで、既に買収済の辺り一帯の土地を大手会社に売る契約をしてしまったという地上げ屋でした。

 先祖から受け継いだ土地だから売らないときっぱり断った主人に、相手は泣き付いたり、家業の商品を大量に買ってくれたりしていましたが、主人の一歩も譲らない態度に焦ったのか、ついに脅しをかけてきました。

 私は心配で、『家にとって良い方向にお導き下さい。主人が正しい判断をさせて頂けますように』と御祈念をさせて頂いておりました。このころ、主人とゆっくり夫婦で会話をしています時に、『人間は一瞬の判断で、運命が変わることがあると思う。相手を前にして、ここでどうしたら良いか本当に悩むよ。人生の羅針盤が欲しいよ』と言うのです。私は喉まで『御縁を頂けば、人間に分からない正しい判断をさせて頂けるようになる』と出かかって、分かってもらえないという思いが先に立ち、情けない思いで申し訳なくも言葉を飲み込みました。

 御神光を頂き、周到な準備をして作戦を巡らせた主人の駆け引きの結果、結局土地は売ることになりましたが、わずか20坪の土地に1億円以上という常識では考えられない成り行きとなりました。

 人が売りたくない土地を、無理やり脅して買いに来たのだからと思っても、あまりの金額に驚くばかりでした。ともかく主人がケガもなく無事に四苦八苦してこぎつけた結果を

教祖様に感謝させて頂きました。

 相手が相手だからと油断せずに、契約書を作り、ある程度まとまった金額を受け取って、平成2年の12月ごろ主人と話しておりますと、『1億円で借地権を買い取って、借金でいやだと思ったら、あれがひょこっと出て来て、たかだか20坪の土地を同じ金で買うのだから運が良いと義母と話したら、義母が、義父は欲もなく、信心深いからだと言った』というのです。義父は特定の信仰はないのですが、すべての神仏を敬い、人を喜ばせるのが好きで、欲のない人でした。

 私はまた迂闊にも、それぞれ起ったことと受け止めていましたが、主人の言葉の通り、あの事件でありがたくも多額の借金を、充当出来たという

教祖様のお導きだったのです。

 そして主人にも偉大な尊い(主人には何かわからない)力に導かれたことを、感じさせて頂けたと思いました。

教祖様、本当にありがとうございました。

 バブルが崩壊し、不動産不況が言われる中、相手からの残金の支払いを心配しましたが、平成3年12月までに無事支払われ、ヤクザ風の人たちとの二年越しの関わりもすべて無事に終わりました。

教祖様、偉大なお導きを賜り、お守り頂きまして、本当にありがとうございました。

 子供のために、災いは残すまいとする主人の考えにふれ、また御縁は頂いていなくても、日頃から御道話を実践しているような主人の言動に感服し、私は素晴らしい人とめぐり合わせて頂けたことを、心からありがたく感謝致します。

 そして、私の浅い信仰のせいで理解されなかったのに、教会に通えないからと主人を恨んだ自分を申し訳なく思います。大きなお蔭を賜りましても御礼言上出来ずにおりましたが、本日、貴重なお時間を頂き、させて頂くことが出来ました。誠にありがとうございました。