再就職の際、賜ったお蔭

松本地区信者

教祖様、日々、御守護賜わりまして、誠にありがとうございます。

 仕事について、会社を退社に至るまでと、現会社に入社するまでについて、賜わったお蔭について、感謝申し上げ、御礼言上させて頂きます。

 私は2年ほど前の令和3年5月に、

教祖様の御神力を賜わり、定年60歳まで勤務した会社と同業種の会社で、大企業の子会社で、安曇野市穂高にある、し尿処理施設の維持管理業務として、水質管理、機械や電気の管理、水質分析作業などを勤務してまいりました。しかしながら、所長以下フルタイム3人と、パートタイム1人の少人数で行っており、全業務をフルタイム3人で、一か月ごとに交代で、ローテーションで廻り、勤務を行うため、すべての業務内容を覚えなければならず、特に水質分析などは、これまで経験のない中、簡易分析といえども、塩酸や硫酸など、身体や環境に危険な薬品を使用するため、分析手順は必ず守らなければ、正確な分析結果が得られず、廃液処理も含め、とても神経を使う大変な業務でした。

 また、その時の気候状況や、施設の水質状況や、納入した試薬の変更等により、結果が悪い状態となり、改ざんも当然許されず、再分析も多々あり、大変な思いもしてまいりました。

 一方、人間関係についても、少人数のため、コミュニケーションを上手く作っていかなければならず、優しく親切に教えてくれる方ばかりでもないため、とても苦労しました。特に点検項目や日報、月報、本社とのやり取りも含め、スマートフォンで入力し、パソコンにデータベース化され、管理するといったデジタル業務が多く、私ら六十代のアナログ人間としては、パソコンの扱いなど、わからないことが多くありました。

 また、自宅からの通勤は片道一時間強かかるため、夕方にはくたくたでした。そして、そのような思いをする中、どうしても精神的に不安とストレスを感じ、耐えられない状況が続いたことから、この本年3月末が一年契約の満期となったため、2年ほど勤務させて頂いたこの会社を、退社する決心を致しました。

教祖様には現在の生活状況に見合った収入と、安定した職場をお与え頂いたにもかかわらず、私のわがままから耐えきれず、勝手に退社してしまったこと、誠に申し訳なく思っております。

 またその後、4月に入り、ハローワークに通い、就職活動となりましたが、募集されている会社に応募し、2か所ほど面接しましたが、いずれも、年金生活まであと僅かという年齢から、断られてしまい、現在の自分に必要な生活に見合った収入の会社がなかなか見つからず、困っていたところ、ハローワークの紹介で面接した会社が、社長との面接で即決となってしまいました。

 うわさでは、『危険』、『きつい』、『汚い』といった昔からよく言われて来た 3K そのものの会社で、迷っていましたが、人手不足ですぐに辞める方が多いためか、良い条件をいろいろ出してきて、ズルズルと一週間後から勤務することになってしまいました。

 自分としては、断っても、なかなか仕事が見つからず、住宅ローンを抱えている身として、生活していけないという焦りもあり、とにかく大変でも、しばらく頑張ってみようと考え、この会社の指示に従い、6月5日より現在勤め始めて一か月を過ぎた状況です。

 仕事内容は、『ゴミ収集』で、4トンのトラック(パッカー車)に乗り、決まった地域のコースを廻って収集する仕事です。今は夏の時季で暑く、曜日によっては量が多くなることもあり、木の剪定や草刈りを袋詰めにしたものも多く、63歳の年齢としては、非常に厳しく、体力的に困難な状況でしたが、毎日繰り返していくうちに、何とか続けてきております。

 会社の上司や同僚は、短気で怒鳴って指導する人が多く、少し戸惑ってしまいますが、根はやさしく、話せば解ってくれて、世話好きな人が多くいて、会社も一見ブラック企業のようで、休みが少ないですが、事前に申請すれば休みを頂けて、最低限の福利厚生という会社です。

 このような会社でも、仕事が終了し、慣れてくれば、達成感も湧いてくるといった、今日この頃です。

 一方私は6年ほど前に、前の会社に勤務している折、機械の配管を解体し、掃除の際マスクをしなかったことから、身体に害のある細菌を吸ってしまい、『関節リウマチ』となってしまいました。

教祖様の御神力のお蔭で軽い症状で、痛みをやわらげる薬と、貼り薬、ぬり薬のみで済ませて頂き、六か月に一度の血液検査では、毎回異常は見られず、処方の飲み薬の飲む頻度を、年々減らし、3分の1から、さらには6分の1の量に減らし、現在、3日に1回ほどとなっておりましたが、この度の仕事で、手足の動きが極度に使うことから、手足の関節や腰などが痛く、炎症が出て来ている状況です。

 正直申し上げ、出来ることなら、この今の仕事を勝手ながら辞めたいと思いながらも、変わりに仕事が見つからないという不安や、生活していく現実も考えれば、慣れてきた現状を続け、年金をもらうようになるまで、大変ながらも頑張っていくしかないという思いです。また本来なら、

教祖様には正式に発願させて頂き、以前のように日参させて頂ければ、今回のような会社へは入社せずに済んだと思いますが、

教祖様の御神力のお蔭で入社した前の会社を、勝手に退社してしまったことへの申し訳なさから、軽々しく人智の判断から、この度の会社勤務となってしまい、申し訳なく思います。

 どうか、今の会社での仕事が、安全に運転することが出来、ケガなどせず、リウマチなど悪化しないよう願っております。

 出来れば、早く今の会社を退社出来、本来の

教祖様へお縋りしたいのですが、なかなか円満な退社への話となることが出来ないのが現状です。しかしながら、この大変な勤務の中でも、生活を維持出来ているのも事実です。これは

教祖様の御神力のお蔭であり、感謝申し上げます。

 この度は私の反省点や、愚痴のような話しとなり、申し訳ありませんでした。

 家族共々、健康で正しい信仰に入れますようお導き下さい。

 本日は、誠にありがとうございました。