私のライフワーク

高槻市  江上 嘉隆
教祖様、日々、御守護賜りまして、誠にありがとうございます。
教祖様の御神光に浴し得まして、日々を大過なく過ごさせて頂いております。
誠にありがとうございます。
私のライフワークにも近い、日本精神の自己研鑽につきましての御礼言上をさせて頂きます。
毎月1回、大阪市内におきまして、『日本の唱歌をうたう日の丸行進』が行われております。
私は体調が思わしくないのでございますが、教会でお分け頂きました『日の丸』の旗を持って、昨年12月以来、久しぶりに今年5月、参加をさせて頂きました。
唱歌は明治の初めに道徳教育の一環として始められたとのことですが、戦後は歌詞が古くて難解、リズム感に乏しいなどとして、小中学校の音楽の教科書から姿を消しつつあります。
『荒城の月』は名曲で、ベルギーでは賛美歌のメロディーに取り入れられているとのことですが、我が国では歌われなくなりつつあります。
『日の丸行進』では、行進の季節に合わせた唱歌も取り入れて、全員で、大声で歌いながら行進しています。
ユニークな行進に沿道の外国人も手を振ってくれます。
行進に先立ち、出発地で国歌『君が代』を斉唱した後、戦前には第二国歌として歌われていた『海ゆかば』を斉唱しています。
『海ゆかば』の方は、戦後は歌詞や曲想から鎮魂歌としてむかえられているとのことですが、現在ではほとんど歌われることはございません。
この『日の丸行進』には落語家の方も参加されています。
また先日、ウクライナからの留学生、35歳の男性で大学院生の方の講演を伺う機会がございました。
子供のころに日本のアニメを見て日本に興味を持ったことが、日本に留学するきっかけになったとのことでした。
現在は日本の国体や神道に関心を持つと同時に、自国ウクライナの置かれた国際情勢から見て、日本の安全保障体制の危うさを非常に心配しているということを強調していました。
ウクライナでは隣国の軍事大国にクルミア半島を併合されたうえに、東部では隣国への帰属を求めている人たちとの武力衝突も続いています。
現下の我が国では、集団的自衛権や新しい安全保障の法案をめぐって、リベラル派による反対運動が憲法九条を守る運動とも連携して猖獗(しょうけつ)を極めております。
これは亡国とも言えるものと存じます。
留学生の方もリベラル派の我が国の歴史や文化を否定したり、反日周辺国におもねるというダブルスタンダードもウクライナ国民の姿と二重写しとして、しっかりとした愛国心の確立を求めていました。
日本は世界のリーダーになる資格があるとも若い外国人に逆に期待されています。
講演のあとで、質問とフリートークの時間がございましたので、私は日本精神について少しお話をさせて頂きました。
教祖様のお説きになられます日本精神は、相反するものさえ融合させることが出来る力、あるいは、相反するものさえ共存共栄させることが出来る力であると拝察させて頂いております。
この日本精神につきましては、私の周りの方たちに、少しずつお話をさせて頂いております。
これからは真の神の道についてもお話をさせて頂きたく、機会をお与え頂きますよう、お願い申し上げます。
更なる自己研鑽の機会を与えて頂けますよう、御祈念申し上げます。
『国家の安泰』『民族の繁栄』『世界の平和』を御祈念申し上げます。