長男・心不全から救われた御礼 再入信のお許しを賜わった御礼

     匿    名

 

 教祖様、日々、御守護賜りまして、誠にありがとうございます。

 この度は、長男が入信のお許しを賜わり、心不全による死の一歩手前から生還させて頂きました御礼と、私が再入信のお許しを賜わりました御礼を申し述べさせて頂きます。

 長男は、昭和59年に授かりました。妊娠3ヶ月の時に、主人に信仰を止められて、夜も眠れなくなり、結婚を後悔したり、恨んだり、それでも必死の思いで主人に隠れて教会に足を運び、地区の信者さん頼みで信仰を続けた中での出産でしたが、生まれつきひどいアトピーでした。それでも薬を一切使わずに育て、ナッツ以外は食べられるようになっていきました。 小学校では、主人の方針での塾通いが過酷で不登校になり、高校では学校になじめず転校し、大学受験に失敗して専門学校へ行きましたが、先々でトラブルを起こし、家業を継ぐべく店を手伝いましたが、やはり従業員や主人、周囲とトラブルを起こして、辞めざるを得なくなり、フリーターとなりました。 家庭でも荒れて、家族とも断絶状態で、暴飲暴食で、ここ2年くらいで異常に太ってしまいましたが、アトピーから始まり、いろいろ大変なストレスを長年持ち続けながら生きてきたのだと今はいじらしく思います。

 令和元年12月に、下肢に潰瘍が出来て、体液が滲み出すようになり、歩行も困難になってきたので声をかけると、『検査を恐れて医者には行きたくない。藁をもすがる思いで靈源會に行っている』とのことでしたので、長年何くれとお世話になっていた地区の信者さんに相談すると、会長様に伺って下さいました。

『まずは身体の現状を調べることが先決』と再三御指導を頂きましたのに、本人が頑なに拒むので、やむなく糖尿病を疑い、下肢の切断を心配して玄米食など、食事の管理を始めたら、みるみる痩せました。でも足はますます体液の滲出がひどく、タオルを巻いてようやく歩くようでしたので、2月にとうとう本人が市内の皮膚科を受診しました。そこから医大付属病院を紹介され、皮膚科からいろいろな検査がすすんだところ、3月24日に循環器内科で『心不全』と診断され、通常の4000倍の負荷が心臓にかかっていて、そのため『多臓器不全』となっていて、死んでもおかしくない状況なので、『即、緊急入院を』と言われました。 そのような状態とは信じられず、事の重大さがわかりませんでした。

 本人は『身辺整理をする』と言って、医者の大反対を押し切って入院を断り、3月26日に一人で、通常なら一時間半で行けるところを、杖を頼りに6時間かかってようやく『靈源會 東京教会』にたどりつき、入信のお許しを頂くことが出来ました。 とても一人で帰れる状態ではないと会長様、若様から御配慮を頂き、迎えに行くことになりました。都内へ私一人で運転はとても無理でしたので、主人に話すと、突然のことに驚きながらも協力してくれ、無事に連れて帰ることが出来ました。 そのような中でも、結婚以降初めて主人が、神様にお目通りしたことに、私は感慨深い気持ちでした。

 翌27日に、私も再入信のお許しを頂くことが出来、28日の朝に長男が、『目がチカチカする』と訴えたので、医大へ行くと、心臓の負担が6000倍で即入院となりました。 集中治療室で治療を受けました。初めに『生存の可能性は20%』と言われ、一度入院を拒んだので、特別な処置は出来ないというようなことを言われましたが、会長様の御指導で最善を強く祈念させて頂きました。また、信者さんに報告すると、お清めの集いの信者さん方から、見ず知らずの長男のために、『信仰上の家族だから』と、助け合いの御神語奉唱をして頂けることになり、若様にも御配慮を頂きました。 本当に心強く、ありがたかったことと感謝しております。また、幸い御神水を届けることが出来、薬を飲むときに御祈念しながら頂くようにとの御指導頂いたことを伝えました。 本人も、一心に御神語奉唱を病室でさせて頂いていたとのことです。 良い主治医に恵まれ、予断は許さないが驚異的に回復していると告げられ、幸い3日目に食事が出来るまでになりました。誠にありがとうございました。

 まだ心不全に至った原因が不明でしたが、御道話を読ませて頂いていた長男は、薬漬け、検査漬けの入院生活に耐えられなくなり、時期尚早でしたが、4月8日に半ば強引に退院しました。 心臓の負担はまだ通常の1000倍で、主治医には怒られましたが、薬を飲みながら自宅療養となりました。 退院後は、家族も気遣い、長男も自然に家族に溶け込み、断絶がなかったように、家族が自然体になっています。主人も長男を思いやって、長男も素直に主人の言いつけにしたがって、穏やかな親子関係になっています。

  今回長男がきっかけで、会長様に御指導賜わり、私は決心がつき、再入信のお許しを頂くことが出来ました。 長年心を痛めてきたことでしたので、ありがたく感謝申し上げます。同時に、未熟な信仰ゆえに主人に止められていたのだ、信者といえない信仰だったのだと気づかせて頂きました。 数年前から家族の円満、主人と長男の和解を切に願うようになっていましたが、以前信者さんを通して、会長様、副会長様から、

『私が心から主人を信頼したときに、和解が実現する』と御指導を頂いておりました。それが、再入信と同時に初めの一歩を叶えて頂き、神の御業にただただ驚き、感謝するのみです。憂いのない家の空気がありがたく、心から感謝申し上げるばかりであります。

家(嫁ぎ先)の心臓病の因縁とも、これから向き合っていかなければなりません。今まで心のどこかで、ご先祖様を気にかけながらも遠ざかっておりました。また、妊娠中に母体が恨みの気持ちを持ってしまったことが、長男の人生のみならず、家族にも大きな影響を与えたと思いますと、主人、家族に申し訳なく、自分の罪が恐ろしいです。

御道話の、『人は一挙手一投足を迂闊にして、軌道に外れたことをすれば永遠にそれが因縁となって、明日の自己のうえにあらわれてくるから軽率なことはできない』『胎教の教え』をつくづく思い知らされました。 動揺して、恨んだり、あきらめたりしたのは、絶対の御存在を信じていなかったのか? 信じて一心にお縋りしていれば、どんな事態でも微塵も陰りのない気持ちでいられるのではなかったか。まったく未熟な信仰で、私のせいで家族をこのような状態にまでしてしまい、悔やんでも悔やみきれない気持ちでしたが、再入信と同時に明るい光が見えました。 今度こそ、一心に、素直に、熱心に、決して緩むことなく、学ばせて頂きたいと切に思っております。 そして、これからは長男と信仰の二本の柱になったことを感謝申し上げ、大切にしてまいります。

どうか正しい信仰の道に入れますようお導き下さいませ。誠にありがとうございました。